心理学検定を受けました
こんばんは。quiyoshi(きよし)です。
こちらは 静大情報LT大会(メディア・文化) Advent Calendar 2018 - Adventar 10日目の記事です。
【はじめに】
日本心理学諸学会連合という組織が運営している 第11回心理学検定 というものを受験してきた…
という体験談をまとめたものです。
面白いオチ とか 役に立ったぞ! 的な楽しい話はないです。
【心理学検定とは?】
公式ページのリンクを貼り付けるので適当にチラ見してください。
要は、心理学の基礎に関する能力を問う検定です。
漢字検定や英語検定の心理学ver.だと思って頂ければ、大きな間違いは無いと思います。
また、検定モノの例に漏れず、成績に応じて〇級という資格がもらえます。詳細は後述。
【受験するメリット】
公式ページには、日本カウンセリング学会 や 日本応用心理学会 の入会資格権利取得、
あるいは(一部)学科での単位認定 や 院入試の免除 等が挙げられています。
ただ、普通の人が目に見えて得られる実益はないです。正直なところ。
これで心理学系の仕事に就けるわけじゃないですし。
就活などで話題にできるくらいだと思います。(一応取得すれば資格欄に書けます)
自分が受験した理由は、
- なんかめずらしい資格を取ってみたかった
- 個人的に力試ししたかった
- 自分の研究分野が心理学(心理物理学 / 脳科学)なので、その勉強ついでに
【検定の内容は?】
まず始めに言いたいのが、心理学の分野はめちゃくちゃ広いです。
全部を網羅しているプロフェッショナルはド変態かなりすごい人です。
…なので、心理学検定ではそのバカ広い分野を10個に分類しています。
A領域(心理学の基礎となる分野)
- 原理・研究法・歴史
- 学習・認知・知覚
- 発達・教育
- 社会・感情・性格
- 臨床・障害
B領域(心理学の応用となる分野)
- 神経・生理
- 統計・測定・評価
- 産業・組織
- 健康・福祉
- 犯罪・非行
各領域でマークシート式の20問を60分で回答します。
合格した分野の数に応じて、2級(3分野)、1級(6分野)、特1級(10分野)が取得できます。ここが他の検定と違う特殊な部分でしょか。
ただし、1回に受験できる分野数は最大でも8。
一度合格した分野は5年間有効なので、特1級を取得したい方は必然的に2回以上受験する必要があります。
公式問題集しかり、とにかくお金が取られる検定です。
ちなみに、合格ラインは約6割とのこと。(相対評価?)
【受験した感想】
結果ですが、無事2級を合格することができました!パチパチ
漢検や英検以外であまりこういった経験が無かったので、すごく嬉しかったです。
ちなみに3分野で受験してきました。
- (A-1)原理・研究法・歴史
- (A-2)学習・認知・知覚
- (B-1)神経・生理
体感の難易度ですが、そこそこ難しいです。びっくりするぐらいマークするのに苦労しました。
なにせ普段見ない単語のオンパレードなので、ある程度は真面目に勉強しないと厳しいように感じました。
名古屋にある受験会場で受けたのですが、思いのほか受験者が多いなという印象でした。
自分の中ではマイナーな検定だと思っていたので、会場入りしたとき驚きました。
【さいごに】
合格を言いたいだけみたいな記事になってすみません。
心理学検定の問題例が公式にあるので、実際にどんなもんか見た方が早い気がします。
【問題例】(PDF形式)
先述のとおり、この検定を受けて実生活に役立つわけではない(と思います)が、話のネタにはなるかなと。
特技欄にデカデカと「心理学」なんて書いてみませんか?
まぁ特技が心理学なんて見るからに怪しいですが…
たぶん心理学のプロにボコボコにされそうですが、井の中の蛙大海を云々。
みなさんも蛙になりましょう。
ほわ…